薄毛AGAの悩み
薄毛の悩みに対する裾野は広く、日本において一千万人以上の方が薄毛で悩んでいると考えられています。薄毛が進行すると、年齢よりずっと老けて見られることが悩みの中心です。
現在は薄毛でなくとも、朝起きると枕に抜け毛が付いている、シャンプーすると抜け毛が多い、遺伝的に薄毛家系なので心配、などの将来の薄毛に対する御相談も頂いております。このような方々は、皆さん真剣に薄毛の治療を希望され、効果のある薄毛治療の開発が熱望されていました。
男性の薄毛
薄毛の悩みの中心は、男性です。男性の薄毛は、放置すると少しずつ進行することが知られています。前頭部および頭頂部から、2方向性に進行した薄毛領域は、進行と共に合体して、大きな薄毛領域となり、側頭部と後頭部に髪の毛を残して、髪の毛のほとんどを失うことになります。さらに進行した場合は、髪の毛をすべて失うこともあります。
20歳代男性の薄毛の悩み
20歳代~30歳代の婚活年齢の男性にとって、薄毛のお悩みは深刻です。頭が薄いと第一印象で女性から嫌われることがあるからです。話も聞いてもらえないと、こぼす方もいらっしゃいます。ハートで勝負と言っても第一印象で受け付けてもらえないようだと、婚活への扉は非常に狭くなります。
40代以降の男性の薄毛の悩み
またハゲという言葉は、子供の間では侮蔑的に用いられることがあり、父親の薄毛に対して、お子さんが強いコンプレックスを持つ場合があります。お父さんの薄毛やハゲを友達にからかわれる、薄毛やハゲのお父さんをカッコ悪いと娘さんが嫌がる、薄毛のお父さんと一緒にいるところを友達に見られたくないと子供に言われた、と御相談を頂くことがあります。自身の薄毛が子供の社会生活にまで影響していることを、困惑している方もおられます。
女性の薄毛
薄毛は男性特有のものと考えられがちですが、女性からも、薄毛の御相談を多数いただいています。女性の場合、男性のように髪の毛を完全に失うことは、ほとんどありませんが、髪の毛が減って、地肌が見えることがあります。
薄毛により髪の毛のボリュームが少なくなった
髪の毛が少なくなりボリュームが無い、ふんわりしない、地肌が見える、髪型がワンパターンになってしまう、など、女性の髪の毛の悩みは、男性より深刻な場合があります。
髪の毛が少なくなると老けて見える
髪の毛が薄くなると、老け顔になることが、女性のお悩みです。出来るだけ若く見られたいという女性にとって、薄毛は気になります。髪の毛が薄くなったことで、女性で無くなったかのような喪失感を感じる場合もあります。
髪の毛は女性の命
男性の薄毛は、年齢と共に年相応と考えられ、気にならなくなることがあるのに対して、女性の場合は、いくつになっても髪の毛は重要で、コンプレックスの対象になります。女性にとって髪の毛がどれだけ重要であるかは、髪の毛は女性の命と言われていることや、女性が年間どれくらいの費用を、カットやヘアケアなどにお金をかけているかを知れば分かり易いと思います。
これまでの薄毛治療
これまでの、薄毛治療は、ヘアサロンを中心に行われていました。洗浄よる毛髪や頭皮環境の改善、マッサージによる頭皮の血流改善が行われてきました。これらは医学的に根拠が無く、効果がある場合もあれば効果が無い場合もあり、安定した発毛効果を得ることはできませんでした。
効果のない薄毛治療を延々と続けていたケースも多かったようです。コストばかりかさんで、有用性が認められない、いつまで続ければいいのか分からない、とお悩みは複雑であったようです。
カツラや人工毛による増毛
カツラや人工毛は、短時間で作用が認められる薄毛解消法です。しかし、いずれも普及には至っておりません。
カツラの装着による薄毛の改善
カツラは、非常に簡単な薄毛解消法です。しかしカツラの値段が高額であること、カツラを装着していると髪型が不自然になり、一目瞭然であることの欠点があります。特に男性の場合で、カツラを着用していること自体を、いじられる場合があり、却って恥ずかしいと言われることもあります。カツラの着用を嫌がることがあり、薄毛の解消法として、定着しておりません。
人工毛による薄毛の改善
薄毛の解消法として、人工毛植毛が行われた時期がありました。しかし人工毛植毛は頭皮や自毛の発育に有害であることが分かり、現在では行われなくなってきました。人工毛を植えることにより、頭皮を傷めることがある、また残存した毛髪が抜けることがあるという理由によります。人工毛植毛による増毛は、日本皮膚科学会の薄毛治療ガイドラインに、効果が認められないばかりか、むしろ有害であると規定されています。
薄毛の原因解明
男性薄毛の中心をなすAGAにおいては、男性ホルモンの過剰分泌が、毛根にダメージを与え、ヘアサイクルを崩壊させていることが分かってきました。女性薄毛の場合でも、ホルモンバランスの崩れやストレスが、影響することが徐々に解明されてきました。原因解明がなされると伴に、医学的根拠のある薄毛治療が開発されるに至りました。
これからの薄毛治療
薄毛の原因が、解明されるに伴い、薄毛治療が開発され、医療機関において医学的根拠のある薄毛治療が行われるようになりました。医学的根拠のある薄毛治療として、内服薬治療、自毛植毛、栄養因子の注射があります。
内服薬治療
日本国内では、薄毛に有効な治療薬として、プロペシアとザガーロが認可されています。この二つの薬は毛根の発育に悪影響を及ぼす過剰な男性ホルモンの分泌を抑えることにより、抜け毛予防効果を示します。その他に、日本では認可されておりませんが、ミノキシジルタブレットに増毛効果があることが知られています。ミノキシジルタブレットは頭皮の血流を増加させることにより増毛効果を示します。
自毛植毛
自毛植毛とは、主に後頭部から自分の毛髪を採取し、薄毛が進行している部位に移植する方法です。確実な毛髪再生が得られますが、結局は、後頭部の髪の毛を、移動しただけで、全体としての本数は変わりません。更に薄毛が進行した場合、不自然な生え方に見えると言う欠点があります。
栄養因子の頭皮注射
毛髪再生因子を直接頭皮に注射することにより毛髪再生を促す薄毛治療法が知られるようになりました。この治療法は、最先端再生医療の進歩に伴い開発されました。注射した毛髪再生栄養因子が、ダメージを受けた毛根を再生し、自己毛髪の再生を促します。この治療法中で最も有効と考えられているのがハーグ療法です。ハーグ療法は、高い効果が認められ、現在最も期待のできる薄毛治療です。
薄毛治療として注目されるハーグ療法
薄毛治療の中で、ハーグ療法が注目されています。ハーグ療法は、栄養因子の頭皮注射治療の一つで、頭皮に毛髪栄養因子を注射することにより、自己毛髪の再生を促す治療法で、自己増毛が期待できます。注意しなければならないことは、ハーグ療法は、医療機関の中でも、毛髪治療認定施設でないと行うことが出来ないということです。格安のニセ治療が横行していますので、注意を喚起しています。トラブルに巻き込まれないよう注意してください。
ハーグ療法における注意点
- HARG(ハーグ)療法は、毛髪再生医学の進歩により開発された自己毛髪再生治療です。
- 毛髪再生因子を頭皮に直接注射することにより自己毛髪の再生を促し増毛が可能です。
- 医療機関でのみ可能で、増毛サロンやエステなどの非医療機関は取扱いできません。
- 医療機関の中でも、認定医療機関において治療を行っています。
ハーグ療法と類似の治療が、開発され、ハーグ療法と同等の効果があるという触れ込みで行われているようです。類似治療の中には、治療を行ったが効果が出ないというトラブルが発生しています。くれぐれもご注意ください。
HARG・ハーグ療法のメリット、デメリットやリスク
HARG・ハーグ療法のメリット
- 抜け毛を抑えます。
- 抜け落ちた自己毛髪を再生させます。
- 男性及び女性の両方の薄毛に対して効果があります。
- 円形脱毛症や脂漏性脱毛症など、別の機序による薄毛に対しても効果があります。
HARG・ハーグ療法の副作用、デメリットやリスク(稀なものを含む)
- 薬液を注入する時、チクチクした痛みを感じます。
- 治療後、頭皮の赤みを生じることがあります。
- 治療後、頭皮の痒みを感じることがあります。
- 治療後、パーマやカラーリングが制限されることがあります。
- 稀に、細菌感染を起こすことがあります。
仙台の薄毛治療症例




33歳、男性。男性型脱毛症、HARG療法
遺伝的に薄毛の家系の男性型薄毛症の症例です。20歳代から禿げてきましたが、遺伝的に仕方がないのかなと思っていたようです。今回、HARG療法(ハーグ療法)が男性のAGA型薄毛に対し効果があるという事を知り、半信半疑で、御来院いただきました。診察したところ、生え際がM字に後退し、頭頂部が薄くなる典型的な男性型薄毛症の兆候を示していました。HARG治療4回目ぐらいから徐々に増毛が見られました。本当に自毛が生えてきたと喜んでいただけました。友人にもびっくりされましたそうです。
クリニックより:薄毛に悩む方は多いと思いますが、最近まで効果のある治療は存在しませんでした。医療技術の革新によりHARG療法(ハーグ療法)が開発され、自己毛髪の再生が可能となりました。ハーグ療法は、男性及び女性、両方の薄毛に対して、増毛効果があります。これまで薄毛で諦めていた方も治療可能です。




27歳、女性。女性型脱毛症、HARG療法
女性型薄毛症の症例です。十代のころから髪の毛が細かったということですが、年齢と共に徐々に髪が細くなり、抜け毛が多くなって、気になるようになりました。髪の毛をうまくまとめて、薄毛が目立たないように工夫していましたが、薄毛はさらに進行し地肌が目立つようになってきたために、ハーグ療法に期待して、受診していただきました。診察したところ、生え際の後退や頭頂部の局所的な薄毛は無く、頭全体の毛が細くなり抜け毛が増える女性型薄毛症の兆候を示していました。早速、HARG療法による治療を開始しました。治療を重ねるごとに、髪の毛が太くなり、抜け毛が減り、薄毛は改善されました。
クリニックより:今までは、女性の薄毛に対しては、効果のある治療法がなく、薄くなったらカツラを装着するしかありませんでした。HARG療法(ハーグ療法)が開発され、女性の薄毛、育毛治療が大きく変わりつつあります。ハーグ治療薬を頭皮に注入することにより、自己毛髪の増毛が期待できます。男性及び女性の薄毛に対し、育毛効果があります。




45歳、男性。男性型薄毛症、HARG療法
父方も母方も薄毛の家系ではなく、あまり髪の毛について気にかけたことはなかったのですが、ここ1年くらいストレスが重なり、髪の毛が抜けるようになってきたということで御来院いただいた症例です。頭頂部中心に薄毛が認められ、HARG療法(ハーグ療法)を行うことにしました。少しずつ髪の毛が太くなり、抜け毛も減り、元の状態に近づきました。経過の写真を見てHARG療法の効果を実感していただけました。
クリニックより:男性の禿や薄毛は、遺伝的な素因が見られる場合が多いのですが、遺伝とは関係なく抜け毛が多くなり、薄毛になる方がいらっしゃいます。このような場合でもHARG療法(ハーグ療法)は効果があります。少しずつ髪の毛が増えていき、元の状態に近づきます。生えてきた髪の毛は、自分の髪の毛ですので特別なケアは不要で、全く自然な状態になります。個人差はありますがハーグ療法は3回から6回くらい治療することにより増毛効果を実感できることが多いようです。




43歳、女性。女性型薄毛症、HARG療法
40歳代に入り、抜け毛が増え、髪の毛の分け目が目立つようになったという女性型薄毛症の症例です。診察したところ前頭部から頭頂後頭部にかけて広範囲に薄毛領域が広がり、地肌が目立つ状態でした。HARG(ハーグ)療法により、薄毛治療を行いました。徐々に自己毛髪が増えて、分け目が目立たなくなり、髪の毛がふんわりしました。
クリニックより:女性でも40歳代過ぎから、薄毛が進行することがあります。女性の薄毛は、男性の様にツルツルになることは少なく、広い範囲で髪の毛の密度が薄くなり、地肌が見えて髪の毛がふんわりしなくなります。女性の薄毛に対して、HARG(ハーグ)療法は効果的で、自己毛髪の再生が認められます。また髪の毛が太く、コシが強くなります。女性で髪の毛が薄くなって悩んでいるという方に有効な治療法です。




28歳、女性。女性型薄毛症、HARG療法
1年くらい前から、頭頂部付近の髪の毛が薄くなってきたということで御相談いただいた女性型薄毛症の症例です。診察したところ、頭頂部を中心に広範囲に薄毛領域が広がり、地肌が見える状態でした。髪の毛は細くなり、毛髪の密度は減少していました。HARG(ハーグ)療法により、薄毛治療を行いました。薄毛治療に伴い増毛効果が認められ、地肌が見えなくなりました。
クリニックより:20歳代の女性からも、薄毛の御相談をいただいています。薄毛の悩を持つ若い女性は、決して稀ではありません。若い女性の場合、頻回に髪型を変えることが多く、薄毛が進行すると、髪型がワンパターンになるため、とても悩んでいます。このような、若い女性の薄毛に対してHARG(ハーグ)療法は有効で、自己毛髪の増毛が認められます。自分の毛髪が再生し、地肌が見えなくなり、髪の毛がふんわりとボリュームアップします。




52歳、女性。女性型薄毛症、HARG療法
数年前から薄毛に悩んでいた症例です。2カ月前に、毛髪サロンで人工毛による増毛を行ったものの、人工毛では不自然でぎこちないということから、自己毛髪再生を希望して、仙台中央クリニックを受診していただきました。頭頂部を中心に広範囲に薄毛が広がり、女性型薄毛症と考えられました。同日よりハーグ療法を開始して、徐々に薄毛の改善が認められました。
クリニックより:これまでは女性の薄毛に対して有効な治療法が無く、カツラや人工毛による増毛を行う方もおられました。しかし、カツラや人工毛では髪型が不自然になり、頭髪に馴染まないことがありました。不自然さを解消するために、毛髪再生の研究が進み、ハーグ療法により、女性の自己毛髪再生が可能になりました。薄毛部分の髪の毛の密度が増し、髪の毛の太さが太くなり、色つやが良くなります。自然な薄毛治療であるハーグ療法を希望される方が増えています。




35歳、男性。男性型薄毛症、HARG療法
男性型薄毛症の症例です。薄毛の家系だったので、気を付けていたのですが、30代に入ってから急激に抜け毛が増え、HARG療法(ハーグ療法)が、薄毛増毛に効くということを知り、御来院いただきました。診察したところ、前頭部の生え際がM字に後退して、頭頂部が薄くなるという男性型薄毛の状態が認められました。HARG療法を開始し、少しずつ毛が太くなり、薄毛の範囲が縮小してきました。
クリニックより:HARG療法(ハーグ療法)が開発されたことにより、薄毛や禿の治療法が大きく変わりつつあります。これまでは頭皮のケアや植毛が中心でしたが、毛母細胞を活性化することにより、自分の髪の毛の再生が可能になりました。自分の髪の毛ですので自然な感じで、増毛後は特別なメンテナンスは不要です。半信半疑でご来院いただいた方にも喜ばれています。




27歳、男性。男性型薄毛症、HARG療法
男性型薄毛症の症例です。父方、母方共に薄毛の家系で、自分も20歳代前半から抜け毛がひどく、髪の毛が薄くなってきたので、心配していたようです。このままでは30歳代にはかなり薄くなってしまうのではないかと思い、市販の毛髪増毛剤を試されましたが効果なし。いろいろ情報を集め、薄毛増毛にはハーグ療法が効くということを知り、仙台中央クリニックに御来院いただきました。治療開始後、3回目くらいから抜け毛が減り、髪の毛が太くなってきているよう実感できました。その後もハーグ療法の回数を重ねるごとに、少しずつ髪の量が増加してきています。
クリニックより:遺伝的に素因がある方は、若い時から抜け毛がひどく、髪の毛が減っていくことが多いようです。当院に来られる前に、いろいろ試した後に御来院いただく方も多いのですが、頭皮刺激や頭皮マッサージなどの民間療法の中には科学的根拠もなく、かえって抜け毛、薄毛を促進する場合があります。医師の診察を仰ぐのが薄毛克服の近道であると思います。




26歳、男性。男性型薄毛症、HARG療法
遺伝的素因のある男性薄毛症の症例です。20代前半から抜け毛が進行してきたために心配になり、御相談いただきました。前頭部及び頭頂部に薄毛が認められ、男性型薄毛症、AGAと考えられました。増毛効果のあるHARG療法を開始しました。治療後2回目から増毛効果が認められました。くせ毛でまとまりのなかった髪の毛は、太くストレートになり、再生が認められました。
クリニックより:ハーグ治療は、増毛効果があり、個人差があるものの、高率の自己毛髪の発毛を促します。女性の薄毛に対しても効果が大きいことが知られており、男女の患者さんに、ご来院いただいています。くせ毛が改善したと、言われることも多く、髪の毛が太く強くなります。




38歳、男性。男性型薄毛症、HARG療症
30歳過ぎから薄毛が進行した男性型薄毛症の症例です。薄毛、禿の家系だったために、ある程度覚悟はされていたようですが、まだ毛髪を諦めきれないということで、HARG療法(ハーグ治療)による毛髪再生を期待して来院されました。2回注射後から効果が現れ、頭頂部の薄毛部分に髪の毛が生えてきました。最初は半信半疑の様でしたが、増毛効果が現れて喜んでいただけました。
クリニックより:薄毛、禿の治療は今まで確実に生える治療法がなかったために、皆さん半信半疑で来院されます。HARG療法(ハーグ治療)は、ほとんどの方に効果を示しますが、全く産毛もなくなった状態には効きません。薄毛、禿が気になるようでしたら、進行する前に、御来院されることが効果的です。


50歳、女性。円形脱毛症、HARG療法
急激なストレスに引き続き、突然髪の毛が抜け始めた症例です。ストレスが落ち着いた後も、髪の毛が生えてこないために、仙台中央クリニックを受診していただきました。右の側頭部から後頭部にかけて広範囲に髪の毛が抜けていました。円形脱毛症と考えられました。ハーグ療法を行い、髪の毛を再生させることが出来ました。
クリニックより:ストレスにより突然、大量の髪の毛が抜けることがあります。特に円形に抜け毛が生じる場合、円形脱毛症と呼ばれています。ハーグ療法はこのような大量の抜け毛で薄毛になった場合でも効果が有ることが知られています。広範な領域で急速に抜け毛が進行して禿た方も、治療が可能です。自己毛髪の再生が期待できます。
ハーグ療法の詳細(自己毛髪再生療法)
HARG療法とは、毛髪再生に必要な成長因子(Growth Factor) に、各種ビタミン、血行促進剤を配合した成分を頭皮に直接投与し、発毛を促進し毛髪を再生させる治療です。
医療機関でのみ施術が認められている発毛・育毛療法で、すでにヨーロッパや韓国で多数の実績があり、その育毛・増毛効果や安全性が確立されています。
様々な原因により起こる薄毛や脱毛症状について、育毛、増毛効果があり、男性の薄毛、禿げのみならず、女性の薄毛の悩みに対しても有効です。薄毛と言えば男性というイメージが付きまといますが、女性の薄毛の悩みは深刻です。HARG療法は、男性ばかりではなく、女性の患者様もご来院いただいています。

HARG療法に含まれる毛髪成長因子
- PDGF ( Platelet derived growth factor )
- Basic FGF ( Fibroblast growth factor )
- KGF ( Keratinocyte growth factor )
- TGF beta1 ( Transforming growth factor )
- HGF ( Hepatocyte growth factor )
- VEGF ( Vascular endothelial growth factor )
- Collagen, Fibronectin
- SOD ( Superoxide dismutase )
ハーグ療法の効果
幹細胞から個々の機能をもつ細胞への成熟が促され、毛髪を包む毛包の再生が期待できます。頭皮の血流が促されます。
毛髪再生の作用は確認されていますが、薄毛症には様々な原因がありますので毛髪再生のスピードや効果には個人差がみられます。
ハーグ療法の副作用
稀に、毛髪再生療法の注射により、熱感 ・ 発疹 ・ 赤み ・ 掻痒感 などの症状が現れる場合があります。

ハーグ療法の費用と治療期間
ハーグ療法の料金
料金は日本医療毛髪再生研究会で定められております。日本医療毛髪再生研究会とはHARG療法の検証と施設認定を行なっている組織であり、当院は国内限定の施術施設として認定されております。
1回の施術正規料金は頭部2/3の範囲が15万円、頭部1/3の範囲が12万円で、頭部の範囲は医師の診察により決定されます。お試しで1回行ってみたいという方に頭部1/3を8万円で、頭部2/3を10万円でご案内させていただいています。
ハーグ療法の回数
HARG療法は約4週間(1か月)おきに6回の施術が1クールとなっています。ハーグ療法の効果は3カ月目ぐらいからあらわれます。
ハーグ療法の臨床実績
HARG療法はこれまで数年間の臨床実績があり、文献的にも裏付けがある治療方法です。髪が確実に短期間に生えますので、トリートメントなどの民間療法と比べても決して高くはないと考えます。効果が不確実で高額な民間療法からHARG療法に切り替える患者様もたくさんいらっしゃいます。


現在行われている薄毛治療
|
HARG療法 |
医療植毛手術 |
ヘアケアトリートメント |
かつら |
施行場所 |
医療機関でのみ可能 |
医療機関でのみ可能 |
無資格機関でも可能 |
無資格機関でも可能 |
費用 |
1回10万円程度を数回 |
50-200万円 |
200-300万円 |
50-200万円 |
治療 |
月1回頭部に注入 数分で終わる |
後頭部から毛を採取 前頭頭頂部に移植する 手術は数時間かかる |
週1-2回通いトリートメント 食事療法、生活改善も必要 |
月1-2回散髪 |
効果 |
男女とも確実な効果 |
クリニックにより移植毛の定着率に差あり |
全く効果がない場合もある |
自分の毛が生える訳ではない |
特徴 |
生活制限なし 注入後はすぐ帰れる 費用もリーズナブル |
後頭部に大きな傷が残る 手術は痛みを伴う 手術後数日間包帯必要 |
根気強いヘアケアが必要 費用もかなりかかる |
かつらであると ばれることがある 2年に1回買い替え必要 |
ハーグ療法は男女の薄毛に有効
近年過度のストレスや生活習慣により薄毛を発症する女性が増えているにもかかわらず、女性型の脱毛症に効く治療法は全くありませんでした。男性型脱毛に効果があるとするプロペシアは女性の薄毛には効果がなく治療法の開発が待ち望まれていました。
ここで紹介したハーグ療法は女性の薄毛にも大きな効果が認められるのが特徴で、さらに一度毛髪が再生すると抜け毛が少なく、髪の毛がすくすくと成長することもわかっており女性の薄毛にとって大きな味方になります。
薄毛に悩まれている女性の方もぜひご相談ください。
仙台のHARG療法例:女性への症例1

仙台のHARG療法例:女性への症例2

仙台のHARG療法例:男性への症例1

仙台のHARG療法例:男性への症例2

ハーグ療法に対する質問
HARG療法は必ず毛髪再生しますか?
完全に毛髪が失われ頭皮が固くなっている場合は、HARGカクテルを注入しても細胞が再生しない事が多く、産毛であっても毛髪が存在している部位が対象となります。
HARG療法の2年間の検証では、対象となる部位に対して、No Changeはありません。産毛から細毛、そして丈夫な毛に成長します。
HARG療法は何回で効果が現れますか?
HARG療法で、あっ生えたかも!と思えるのは3回目の施術後から4回目の施術前あたりが多いようです。(月1回の施術にて3ヶ月目から4ヶ月目)
これは目安です。円形脱毛症においては軽症のものであれば1回の治療のみで自覚症状が改善されたという例もありましたし、2回目で効果を感じる方、6回施術後1ケ月で効果が出る方もおられます。
HARG療法前にパーマやカラーリングは出来ますか?
HARG療法ではHARGカクテルを注入しますので、パーマやカラーリングは治療開始の2週間以上前に済ませて下さい。HARG療法は1ケ月おきに4回から6回の施術になりますので治療期間中はパーマやカラーリングは出来ません。カットは施術から3日以上空けて下さい。最終施術後2週間以上経過しましたらパーマ・カラーリングはOKです。
HARG療法の施術時間はどのくらいですか?
HARGカクテルの注入方法、施術範囲にもよりますが、注入自体は5分くらいです。施術前の消毒や麻酔、施術後の消毒などを合わせますと20分くらいです。
HARG療法の後、髪はセット出来ますか?洗髪は?
施術後はセットいただいて結構ですが、整髪剤(ムース、グロス、スプレー)は少なめにお使い下さい。また、ブラシ・コームで施術部位を引っかかないように注意下さい。施術された日は、軽くシャンプーをなさって下さい。指や爪で施術部位を強く刺激しないように注意して洗髪して下さい。
HARG療法を受けて毛髪再生したらずっと生えたままですか?
安定しているようでしたら自己判断様子を観ていただいて結構ですが、AGA(男性型脱毛症)ですと6ヶ月間フォローをしませんと、再び脱毛するケースがありましたので十分な経過観察を行い、カクテルを最短で2~3ヶ月おきにフォロー注入することもあります。
HARG療法の治療料金はいくらですか?
料金は日本医療毛髪再生研究会で定めております。1回の施術では頭部2/3範囲は15万円・頭部1/3範囲は12万円が正規料金になっており1ケ月おきに4回施術~6回施術が1クールとなっています。
これまでの知見では、民間療法の高額なトリートメントからHARG療法に切り替える患者さんも多く見受けられます。HARG療法は2年間の検証と文献的にも裏付けのある療法でありますので、どうぞ安心して受診なさって下さい。
HARG療法で白髪は黒くなりますか?
白髪は髪を黒くしているメラニン細胞が退化して白くなっています。HARG療法に用いられるHARGカクテルは成長因子を多く含んでおり、高齢の方がHARG療法を受けて白髪が黒くなった例がありますので、期待は持てますが全例で白髪が改善するとは言い切れません。
HARG療法(ハーグ療法)を行う場合、痛みはありますか?
当院では、HARG療法の注入時の痛みを緩和するために数々の工夫を行っています。ですから、多少チクッとしますが我慢できる程度といった感じとお考えください。また、当院では、無痛麻酔施行可能クリニックですので、HARG療法を全く無痛でやりたいという方には、無痛麻酔が可能です。ただし、無痛麻酔を希望される方は非常に少数です。その程度の痛みとお考えください。
20代後半、女性で接客業をしております。仕事の都合上、髪をポニーテールのようにきつくまとめることが多いので、頭頂部や髪の分け目が、以前に比べ目立つようになり、とても気にしています。髪は抜けやすく、髪を洗うと最近は一度にごっそり抜けることもあります。いいアドバイスがあればお願いします。
女性の薄毛に対してはこれまで治療が無く、難渋していました。最近HARG療法が開発され女性の増毛に効果を発揮するようになりました。個人差はありますが、良好な成績が認められています。HARG治療以外では、頭皮チェックなどの民間療法かカツラを付けるしか方法はないようです。
30代後半の会社員です。額の生え際が若いころから剃り上がっており、歳を重ねるうちにさらに生え際が薄くなってきたと感じています。頭頂部も気になっており、全体的にぺちゃんこな髪型です。このままだと40代には生え際と頭頂部の薄毛部分がつながって前から後ろまで薄毛になってしまうのではないかと心配でなりません。現在、自己植毛をやろうか、HARG療法をお願いしようか迷っています。そこで質問ですが、自己植毛とHARG療法のメリット、デメリットを教えてもらえませんでしょうか。
自己植毛の良いところは植えたところに毛が生えてくるということです。しかしそれには大きな代償を伴います。後頭部から毛髪を採取して、前頭部や頭頂部の薄毛の部位に1本1本植えていかなければいけません。料金も場合によっては200万円越えの高額になります。更に自己植毛は、生えている場所の毛髪を薄毛の場所に移動しただけで全体の髪の毛の本数は変化がありません。採取した毛髪全てが移植できるとは限らないので、正確に言えば髪の毛の量は全体として減少してしまします。これに対してHARG療法は増毛を促す治療法です。産毛が生えている場所に注射することにより毛髪の本数は増加します。1か月に1度の治療が必要ですが、比較的価格もご利用しやすい料金設定です。
AGA(男性型脱毛症)に対するプロペシア内服治療
AGA(エージーエー)とは、Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」のことです。成人男性によくみられる髪が薄くなる状態で、思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪が、どちらか一方、または双方から薄くなっていきます。一般的に遺伝や男性ホルモンの影響などが主な原因と考えられています。
プロペシアの作用
AGA(エージーエー)は皮膚内で毛髪を作り出す「毛包(もうほう)」が十分に成長しないため、髪の毛が太く長く育たないうちに抜けてしまい、ゆっくりと抜け毛・薄毛が進行していきます。ただし、うぶ毛は残っています。毛包が存在している限り、髪の毛は太く長く育つ可能性があります。決してあきらめる必要はありません。
AGAの抜け毛を抑えることにより薄毛を解消する薬としてプロペシアが開発され治療の可能性が開かれました。
プロペシアの服用方法
プロペシアの効果には、個人差がありますが、回復した実感を得るためには6ヵ月程度の継続的な内服が必要です。比較的長期にわたって服用していただくことになります。

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