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リップリング・豊胸後波打ち修正は仙台中央クリニックへ

リップリング・豊胸波打ち修正

リップリングとは

豊胸バッグによる豊胸手術の後、バストに不自然なシワがよったり、部分的に突起した歪な形になり豊胸バッグが触れたり、触るとペコペコと異物感が分かるようなったりすることがあります。この状態をリップリングと言います。

リップリングの症状

リップリングにはいろいろな症状があります。下記のような場合はリップリングの症状ですので、注意してください。
① シリコンバッグが波打って、皮膚の表面にもシワが生じている。
② バストの一部が尖って、歪な形をしている。
③ バストを触ると豊胸バッグの端が分かりペコペコ、ポコポコした手触りがある。

リップリングの原因

リップリングは豊胸バッグの端が折れ曲がることで起こります。元々のバストサイズが小さい人やバストの脂肪量が少ない人は、シリコンバッグを挿入するスペースが狭くなりやすく、端の部分が折れ曲がるために、リップリングが起こる可能性が高まります。また豊胸バッグの中でも生理食塩水や、一昔前の豊胸バッグでは、術後直後は問題がなくても、時間の経過とともにバッグの端がよれてリップリングが起こることが知られています。
リップリングは、挿入する豊胸バッグの大きさによって発症する確率が変化することが知られています。無理に大きいバッグを挿入することなく、自分の胸の大きさに合ったバッグを選ぶことが大切です。以前と比較して豊胸バッグの性能が改善されており、リップリングが起こりにくくなっていますが、出来るだけリップリングが起きないように豊胸手術の計画を立てることが重要になります。

リップリングが起こりやすいケース

乳腺法によるバッグ挿入
豊胸バッグによる豊胸手術では、バッグの入れる位置は、乳腺下と大胸筋下の2つに分けられます。リップリングは、バッグを皮膚表面から浅い位置に入れるほどなりやすいと考えられおり、乳腺下法がリップバンクになりやすいと言えます。乳腺下法でリップリングを起こした場合は、大胸筋下に入れ替えをする治療が行われています。

脂肪が少ない人、バストが小さい人
リップリングは、バッグの縁がよれてしまうことで起こりますので、脂肪が少なく、バストが小さめの方は、リップリングが起き易くなります。挿入するバッグの大きさや入れるスペースを調整することで、リップリングを起こり難くすることが出来ます。

生理食塩水バッグ、CMCバッグ
生理食塩水バッグや、CMCバッグを挿入するとリップリングが起こりやすいと言われています。バッグ表面の膜が、硬いと表面が尖り、凹凸が浮き上がってくるためです。また内容物が浸み出して、バッグが小さくなると、バッグの端が折れて、バストが波打ってしまうことがあります。

皮膚が薄い人
バストの皮膚が薄い方は、最もリップリングが起き易いと言われています。バッグが拘縮した場合や、縁がめくれてしまった際には、皮膚の表面にはっきりとその形があらわれてしまいます。

カプセル拘縮を起こしている人
カプセル拘縮とは、バッグの周囲に厚い被膜が形成され、挿入したバッグが変形し硬く小さくなってしまう状態です。カプセル拘縮は体質や使用しているバッグの種類によって起きてしまう可能性があります。丁寧なマッサージによりカプセル拘縮を予防することが必要になります。

リップリングを放置した場合

リップリングの状態を放置した場合、時間経過と共に、リップリングが自然に改善することはありません。折れ曲がった豊胸バッグが皮膚を圧迫し、皮膚に負担がかかります。飛び出している部位の皮膚が赤くなり、最悪の場合は飛び出すことがあるため、違和感がある場合は注意してください。

リップリングの修正手術

リップリングが起きた場合、自然経過により改善することはありません。手術で取り除く必要があります。手術で取り除いた場合、取り除いた場合、バストのサイズは直後から激減し、バストが平坦でシワシワになります。そのため再度新しいバッグを挿入するケースが多いようです。 リップリングを起こしている場合、バッグ周囲の被膜は厚く硬いことが多いため、豊胸バッグの入れ替えを多く経験している医師に相談するのが良いでしょう。

バッグ除去後の脂肪注入やヒアルロン酸注射

リップリングは、豊胸バッグ挿入による豊胸術特有の症状で、ヒアルロン酸注入や脂肪注入による豊胸では起ここらないという理由から、バッグを除去した後、脂肪注入又はヒアルロン酸の注入を行うことを勧めるクリニックもあるようです。脂肪注入やヒアルロン酸注射では、豊胸バッグのような大きさを維持することはできませんので、バストの大きさを維持したいということであれば、豊胸バッグの入れ替えが一般的な治療法になります。バストの大きさがある程度小さくなってもいいということであれば、脂肪注入やヒアルロン酸注射は有効です。

リップリング・豊胸後のバスト波打ち修正症例

リップリング修正
リップリング修正 症例写真1
リップリング修正 症例写真2
リップリング修正 症例写真3

52歳、女性。リップリング・豊胸後のバスト波打ち修正
10年前、豊胸バッグにより、豊胸手術を行った症例です。時間経過と共にバストが波打って、シワが目立つようになってきたということで、仙台中央クリニックに御相談いただきました。診察したところ、豊胸バッグは、乳腺下に入っており、カプセル拘縮を起こしていました。バストの皮膚下では、全方向でバッグを触れ段差が認められました。外観上、正中のシワが大きく目立っていました。豊胸バッグによるリップリングと診断し、バッグの入れ替えが必要と考えられました。乳腺下の豊胸バッグを取り出して、新たなバッグを大胸筋下に挿入しました。硬かったバストが柔らかくなり、シワも消えました。
クリニックより:挿入した豊胸バッグが変形して、その端が触れる状態をリップリングと言います。程度がひどくなるとバストが歪になったり、波打ったりすることがあります。マッサージ等では改善することが出来ず、外科的治療が必要になります。修正を繰り返すと、難易度が高くなりますので、リップリング治療に対し経験豊富な美容外科医に執刀をお願いする必要があります。




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