裏から留める埋没法で、ハム目になり、修正したいとお問い合わせを頂くことがあります。ハム目とは二重のラインの下がぷっくりと腫れて、不自然に見える目のことを言います。ハム目は、ライン幅の設定が上手くいっていない状態で起こります。裏から留める埋没法は糸を通す操作が煩雑になるために、二重幅の調整が上手くいかず、ハム目になると考えられます。ハム目は経過観察により、徐々に改善していくことがありますが、長期に経過してもハム目が続き、不自然さが残る場合には、前回のライン設定をやり直す必要が生じます。埋没法で調整できる場合がありますが、切開法による修正が必要になることもあります。
ハム目は、無理な幅広二重を設定した場合に起こる状態です。ラインの下がぷっくり腫れてハムのように見えることから、ハム目と言われます。ゆっくりと改善していく可能性もありますが、完全に自然な目になる可能性は低いように思います。糸を抜いてラインを再設定することをお勧めします。簡単に糸が抜けない場合やラインの癒着が進行している場合には、切開法による修正が必要になることがあります。
裏から留める埋没法は、通常の二重と比較し腫れが少ないことが特徴です。術後2週間の時点で腫れが強いということであれば、何らかのトラブルを生じている可能性を考慮する必要があります。ハム目は、無理な幅広二重に設定することで生じる状態であり、ライン設定自体に問題がある可能性が高いです。今後長期に様子を見ることが出来るのであれば、もう少し待ってみるのも一つの方法です。しかし日程に余裕がないということであれば、再手術を検討するのが良いと思います。
27歳、女性。目力アップ手術、目頭切開
症例経過:目力が無く、印象が薄いことを気にされアイプチを使っていた症例です。目力の強い目になりたいと希望し、仙台中央クリニックに御相談いただきました。眠そうで目力が弱く、目と目は若干離れていました。切らない目力アップ手術と目頭切開を行い、魅力的な目力の強い目を作製しました。
症例解説:目力の強いモデルさんやタレントさんが多いためか、目力を強くしたいという御相談をいただいています。眠そうな細い目の目力を強くすることで、活気あふれて快活なイメージになります。印象が良くなった、優秀そうに見える、化粧が楽になったと喜ばれています。目頭切開を併用すると更に目が大きく見えて、全体の印象が良くなります。二重整形はハム目になるリスクがあります。